
抱っこ紐は価格帯がバラバラで
種類もたくさんあるため、
初めて買う際にはとても悩みますよね。
もちろんお安くお得に買えることに
喜ばない人はいないでしょう。
しかしお値段だけで決めた結果、
お金以上の大切な物を失う可能性も無きにしも非ず。
今日は抱っこ紐選びの失敗談をご紹介します。
Aさんの失敗談:安いファースト抱っこ紐
今日ご紹介するのは
とある知人のママさん(以下Aさん)の体験談です。
Aさんは私の友人のまた友人という関係で、
抱っこ紐のトラブル以前に面識はありませんでした。
私と出会った当時、
彼女はもうすぐ生後7ヶ月になる長男
(以下Aベビー君)の育児の真っ只中でした。
Aベビー君は、はち切れんばかりのもちもち肌の
肉付きのよい赤ちゃんでした。
身長も体重も平均と比べて
飛び抜けて大きい程ではありませんでしたが、
8.5キロオーバーの健康体で、
女の子のような愛らしい顔のかわいい男の子でした。
そんなキュートなAベビー君の育児に
Aさんは悩まされていました。
Aベビー君はベッドに横にしておくと
すぐに泣いてしまう子で、
住まいの賃貸住宅の騒音を心配したAさんは
家にいるときの大半の時間、
Aベビー君を抱っこしているか
手動バウンサーに座らせて
動かしてご機嫌をとっている状態だったそうです。
そんなAさんにとって
抱っこ紐はマストアイテムでした。
家事をするときにはおんぶに使い、
買い物やお散歩には対面抱っこ、
と抱っこ紐はAさんにとっての生活必需品でした。
そんなAさんが愛用していたのは、
某大手育児用品店で売られていた
4千円程度の抱っこ紐。
Aさんはもともと抱っこ紐の必要性を
そこまで感じていなかったことと、
抱っこ紐についての知識もなかったことから、
入用になった3ヶ月ごろに
たまたま立ち寄った量販店で購入した
上記の抱っこ紐をそのまま使っていました。
Aさんは抱っこ紐を使用する前に
抱っこでによる手首やひじの痛さに
悩まされていたました。
しかし抱っこ紐によって劇的に抱っこがラクになり、
抱っこ紐が手放せなくなったそうです。
しかし、そんな快適な生活は激変していきます。
腰痛・肩こり・手のしびれ・吐き気…次々と襲う症状
私と出会う1ヶ月ぐらい前から
Aさんは抱っこ紐に痛みを感じるようになったと言います。
はじめは長時間使っていると
肩や腰などがダルくなり、次第に痛みを感じる
といった程度だったそうですが、
Aベビー君の急激な発育とともに
抱っこ紐が重さに耐えられなくなってしまったのです。
厳密に言うと、抱っこ紐が破れたり母体に食い込む
なんていう目に見えた現象はありません
(そんなことあったら大問題です)。
しかし、肩ベルトのクッション性が不十分だったり
腰ベルトがないタイプだったということもあり、
母体に相当な負担がかかってしまったのです。
はじめは肩や腰の痛みだけだったものが、
そのうち手先にしびれを感じるようになり
(血が通わないような感覚だったようです)、
10分も装着すれば冷や汗が出てきて
吐き気に襲われるようになるという
悲惨な状態だったといいます。
しかし家事を休むわけにもいかず、
抱っこやおんぶが耐えられないときには
バウンサーにAベビー君を乗せて足で動かしながら、
そして時に足を攣(つ)りながら、料理を行っていたそうです。
(傍目から見たらありえない光景かもしれませんが、
世の中のお母さんたちはそれくらいの苦労をして
育児と向き合っているんです。)
まだ生後7ヶ月程度の赤ちゃんでこの状態ですから、
この先赤ちゃんが成長することを考えたら
Aさんは不安で仕方なかったでしょう。
その証拠にAさんと初めてお会いした時、
Aさんは育児に疲れ果てて表情も暗くなり、
笑顔の中にもストレスが窺い知れるほどでした。
抱っこ紐を変えただけで健康を取戻す
私は友人からAさんについての話を聞き、
以前に使っていたエルゴ(オリジナル)を
貸してあげることにしました。
初めてお会いした時にAさんに
正しい付け方を教えて実践してもらいました。
エルゴを使用してみた第一声は
「ラク~」だったのですが、
抱っこ紐で相当なトラウマを抱えてしまったAさんは、
「この抱っこ紐もはじめはラクかもしれないけど
使っていくうちに牙を向いてくるんじゃないか
(Aさんにとって抱っこ紐は”敵”)」
と半信半疑といった印象でした。
しかし、私はAさん愛用の抱っこ紐を
チェックさせてもらった上で、
エルゴならAさんの抱っこ紐よりも快適だろうと判断し、
しばらく使ってもらうことにしました。
そして3週間ほど使って頂いたところ、
Aさんの体の症状は嘘のように回復し
再び彼女に健康が帰ってきました。
抱っこ紐を返そうとしてくれたAさんに
「もっと使っていいですよ」っと言ったのですが
意外なことに「もう大丈夫です」と断られました。
気を使ってくれたのかな?と思ったのですが、
実はAさん、
「エルゴは確実にこの先もずっと使う」と確信したそうで、
さっそくMyエルゴを購入したのでした。
「今までほんと何だったの?」と眼を丸くして
興奮気味に話してくれたAさんの顔つきも
見るからに明るくなり、
育児に再びポジティブに向き合えているAさんの様子を見て
私もうれしくなりました。
(私が何かしたわけではないんですけどね)
抱っこ紐選びに失敗する可能性は誰にでもある
肩こり・腰痛なら想像できますが、
吐き気にシビレしかもそれが毎日続くって…
考えるだけでも恐ろしいですよね。
じつは私も家族から譲り受けた
お手軽価格の抱っこ紐を使った経験があるのですが、
数日間使うと肩こりと偏頭痛に悩まされました。
あの日々が毎日続いていたら…
考えるだけで顔がゆがみます(笑)。
その抱っこ紐の値段が安かったからなのか、
はたまた自分の体に合っていなかったのか、
確実な原因は分かりません。
ですがそのお手軽抱っこ紐は
エルゴなどのクッション性のある抱っこ紐と比較して
作りの貧弱さを感じたのは事実です。
もちろん値段だけが抱っこ紐の価値を決めるとは思いません。
ですが、個人的には安い抱っこ紐はあまりオススメしません。
だって安くて本当に快適な抱っこ紐があるのなら
今頃大ヒットしているはずですよね?
つまり価格によっては
”注意すべき点があるかも”と
頭に入れておいたほうが良いということです。
もしかしたらこのブログを読んでくださっているあなたも
過去に抱っこ紐選びに失敗した経験が
おありかもしれませんね。
ほんとこの問題、他人事ではありませんよ!
そもそも抱っこする行為自体、
母体に大きな負担を掛けるものです。
その抱っこをサポートするべく抱っこ紐が、
快適な育児を応援してくれるのか、
はたまた恐怖の重りと化すのか…
抱っこ紐選びでこれほどまでに生活が変わってしまうんですね。
投稿者プロフィール
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こまりと申します。育児業界で働いていた子育て中のママです。育児の現場で多くのママさんたちと接してきたなかで、育児においていちばん重要なアイテムは抱っこひもであると確信しました。「抱っこ紐を制するものが育児を制す!」抱っこ紐でお悩みのママさんたちのお役に立つべく、ぶちゃけ気味にブログを綴っております。
当ブログとプロフィールの詳細はコチラ





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