
ネット通販には店頭ではなかなか見かけない商品があったり、店頭よりもお得に買えることもあるためとても便利ですね。出産前後は買い物に出かけるのも一苦労なのでネット通販とくに助かります。ですが、そこには最大の罠が待ち受けているのをご存知でしょうか?そう、コピー商品です。
ネット通販で大量に出回るコピー商品(偽物)たち
ネット通販では実店舗以上に商品に価格差があると思いませんか。抱っこ紐に関しても例えば本来であれば2万円近くする抱っこひもが数千円で売られているなど、信じられないほどお買い得価格の商品に出会うことがあります。楽天やAmazonなどの大手のサイトにも激安商品がたくさんありますよね。
そのような商品を見つけた時にあなたは「掘り出しもの!ラッキー」と喜びますか?
嬉しさのあまりポチッと購入ボタンを押してしまう人は少ないかもしれませんが、もし少しでも心が揺らいでしまいそうになったのなら冷静になって考えてみてください。
その商品本物デスカ??
ここ数年、抱っこ紐においてもコピー品が蔓延しています。とくに人気のあるメーカーのものは悪徳業者の恰好の餌食です。
正規の製造元(メーカー)もこれには大変頭を悩ませていて、コピー品と正規品を見分けるための対策を施したりもしているのですが、それでも偽物が無くならないのが現状のようです。
コピー品の何が悪いの?
コピー品を使ったからと言って犯罪ではありませんし、お安く憧れの抱っこ紐(風?)が使えるという点はメリットですよね。
ですが、コピー商品はどれだけ精巧に作られていても所詮ニセモノ。使用感や耐久性が劣るというのは珍しくありません。
そしてなにより、いざという時にサポートを受けられません。安物買いの銭失いになる可能性が大いにあるのです。
では消費者の我々はどう対処したらいいのでしょうか?
簡単ですよね、安物は買わない!
実は、残念ながらそれだけでは不十分なんです。例えば他の商品と価格を合わせて偽物が売られていたら見分けることが出来ますか?
ということで私たちが偽物を掴まされないようにするために注意すべきポイントをまとめてみました。
ポイント①見た目で見分けられると思わないこと!
ここを見れば正規品ではない!という見分けポイントはメーカーごとにあります。
一例としてエルゴベビーの見分けポイントをまとめたブロガーさんがいらっしゃったのでご紹介します。(気になる人以外ここはスルーしてもらってOKです)
エルゴの国内正規品を見分ける方法
まず1つめのチェックポイントは、バックルにロゴがあるかどうかです。
現在販売されているエルゴには、全てバックルにロゴが刻印されています。
ただし、2011年以前のものは刻印されていないので注意してください。2つめのチェックポイントは、箱と商品本体のロゴが同じ筆記体の書体かどうかです。
ただし、2012年にエルゴはロゴを変更したので、実際には書体だけで判断するのは難しいです。3つめのチェックポイントは、商品に保証書があり、ダッドウェイのシールが貼ってあるかどうかです。
ただし、2011年以前の商品には保証書がついていない場合もあります。4つめのチェックポイントは、中国で製造されていないかどうかです。
エルゴの生産工場は中国には一切ありません。よって、中国で製造されたものは全て偽物です。5つめのチェックポイントは、縫製がしっかりしているかどうかです。
生地の色と糸が合っていなかったり、縫い目が曲がっていたりするものは偽物です。http://www.ergo-ergo.net/さんより引用させていただきました。
見た目で見分けられるやん!とツッコむ声が聞こえたような気がしますが・・・
よくよく考えてみてください。
このチェックポイントは商品が手元にあってこそ確認できるポイントですよね。つまり買った商品の真偽を調べる方法です。しかし、私たちが知りたいのは”購入前に見分ける方法”ですよね。
もしあなたがコピー品販売者だったとしたら、偽物だと分かる画像を自ら掲載しますか?しませんよね。つまり購入前に商品画像で見分けるのは至難の技ということです。
※偽物の特徴をもっと知りたいならこちらのブロガーさんの記事を参考にしてください。
見分ける方法が永久に有効とは限らない
あなたがコピー商品の製造者だったと仮定してください。儲けるためにどんな商品を作りますか?
おそらく本物を隅々まで観察して、より精巧に模倣しようと考えるでしょう。
では正規メーカーがコピー商品対策で何らかの仕様変更をしたとしたら?
きっと可能な限りコピー品も同じように改良を加えようと思うはずですよね。
つまりメーカーと悪徳業者はイタチごっこのようなもので、偽物は年々高度に進化しています。「ここは真似の仕様がないだろう」と思ったことも翌年には真似されている可能性もあるということを十分理解しおく必要があります。
大抵の場合、海外で生産される偽物は世界中に流通するので日本独自の仕様(輸入元のシールや刻印など)には対応していない場合が多いと思いますが、仮にそれさえも真似されて日本仕様と謳われれば本当にわからなくなりますよね。
ポイント②「並行輸入品」にダマされるな!
”並行輸入品”。個人的にはこれほど悪徳業者にとって本当に都合のいい言葉はないと思っています。この一言はどうとでも言い訳できる逃げ道になり、いっぽうでは消費者を信用させられる一言にもなります。まったく恐ろしい呪文のようです。
そもそも並行輸入品というのは日本の正規輸入元とは違う独自ルートで輸入して販売している商品のことを言います。
なので並行輸入品というもの自体が「悪」ではありません。海外の商品を海外のサイトから個人的に購入して国内価格より安くゲットするのだって理屈は同じですからね。
なので、並行輸入品の中にも本物が存在する可能性だってもちろんあるわけです。
本物ならばクオリティーに問題はないでしょう。ですが購入後が問題です。
もし使用開始後にトラブルが起きた場合どうしますか?初期不良は別として、多くの並行輸入品販売店では部品交換や修理などには対応してくれません(各店の規約参照)。
ならば、正規品だから日本の輸入元に連絡すればいいのでしょうか?
残念ながら日本のほぼ全ての正規輸入元では並行輸入品のトラブル対応に応じてくれません。だって日本の輸入元にとって利益を生んでくれたお客様ではありませんからね。
ですから、たとえ正規品と謳う並行輸入品を購入したとしても、壊れようが壊されようが全て自己責任です。壊れたら同じ並行輸入品をもう一つ買いますか?それなら初めから国内の正規流通ルートで購入しても結果的に値段はあまり変わらないでしょうし、いざというときに手厚いサポートを受けられて安心ではないでしょうか?
正規品とうたう並行輸入品にも偽物がある
並行輸入品の抱っこ紐には「海外から仕入れた正規品です。」とアピールする商品が多くあります。ですがそのなかにも偽物は存在します。というか個人的にはほとんど全てが偽物だろうと思っています。
そう思う根拠をここでお話すると長くなってしまうので、別の記事に書きました。気になる方はチェックしてみてくださいね。
ポイント③人気抱っこひも以外にも偽物はある!
以前とある商品レビューで見かけた一文「〇〇の抱っこ紐はまだ使っている人が少ないから偽物もないので安心」。
安心しちゃっていいのでしょうか?
確かにエルゴなどの抱っこ紐は国内外問わず人気の抱っこ紐です。そのぶん偽物が多く出回るのも当然です。では、まだあまりメジャーではない抱っこ紐の場合は・・・結論から言うと偽物あります!
上のレビューの〇〇の抱っこ紐にも偽物が流通していたことを私は知っています。
使っている人が少ない(知名度の低い)抱っこ紐というのはあくまで日本国内の基準ですよね。
ですが、欧米で作られる抱っこ紐の販売相手は日本を含む世界各国です。日本のシェアはわずかであっても別の国ではある程度人気のある抱っこ紐かもしれません。国内では新顔でも、日本に輸入されたのが最近なだけで本国では何年も前から販売している認知度の高い商品なのかもしれません。
そのような商品ならすでにコピー品が出回っていても不思議はありません。このメーカーなら安全という基準は曖昧でしかないのです。
ポイント④値段ではなく出処をチェックすべし!
安い商品に手を出さなければ偽物を買ってしまうリスクは極めて低くなるでしょう。ですが偽物が本物と同じ値段で売られる可能性だってあります。
ならば私たちにできることは一つ。確実な国内正規ルートで購入することです。
最も安心なのは各抱っこ紐メーカーのオフィシャルサイトから購入することです。確実に本物ですし、販売代理店(小売店)を通さずにやり取りできるためサポートが必要な際もスムーズです。
次に安心なのはオフィシャルサイトで案内されている取扱店舗から購入することです。各メーカーサイトには販売店リストが載っています。この中から買えば安心です。
ただし小売店によって商品への知識差があったりサポートの度合いも異なるので、商品ページなどをよく見比べて信頼できそうな店舗から購入したほうがいいでしょう。
また稀にメーカーの販売店リストの情報が最新ではない場合もあるので、事前にその店で買っても大丈夫かをメーカーに問い合わせることをおすすめします。
ポイント⑤オークションでは買わない!
説明不要だと思いますが、格安の偽物をゲットしたい方以外はオークションでは買わないでください。
もし中古でも本物を使いたいのであれば、出品者の方に購入店舗を聞いたり国内正規品の証拠画像を提示してもらったりしましょう。
ただし、保証期間が過ぎていれば当然ですがサポートは受けられません(または有料の場合あり)。
この5か条を心に留めておけば、たとえどんな誘惑があろうとも偽物を買わされる心配はなくなるはずです。
安いからとクオリティーに妥協するのも一つの価値観だと思います。ですが、抱っこ紐はただの消耗品ではありませんよね。大事な大事な小さな命を預ける道具です。いい人そうだからと素性もわからない人間にわが子のお守りを頼めますか?無免許医師に子供の予防注射を任せられますか?大げさかもしれませんが楽天やAmazonなどを利用する場合にはこれぐらいの警戒心を持っておいてもいいのではないでしょうか。
通常価格で売られている抱っこ紐(国内正規品)にはそれだけの理由があるんです。
安く抱っこ紐を手に入れたいのならこういった方法を利用する手もあります。
それでも予算に見合わないのなら、その商品は一旦諦めて違う安い価格帯の国内正規品を購入するよう強くおすすめします。
投稿者プロフィール
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こまりと申します。育児業界で働いていた子育て中のママです。育児の現場で多くのママさんたちと接してきたなかで、育児においていちばん重要なアイテムは抱っこひもであると確信しました。「抱っこ紐を制するものが育児を制す!」抱っこ紐でお悩みのママさんたちのお役に立つべく、ぶちゃけ気味にブログを綴っております。
当ブログとプロフィールの詳細はコチラ







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